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【バドミントン】世界ランク2位ワタガシペアが危なげなく初戦突破 熊本マスターズジャパン

2023年11月15日 19:13
【バドミントン】世界ランク2位ワタガシペアが危なげなく初戦突破 熊本マスターズジャパン
熊本で開催されているバドミントンの国際大会熊本マスターズジャパン。初日の14日から熊本県関係の選手が次々に登場。2日目の15日は、オリンピックのメダリストも初戦に臨みました。

14日、1回戦に登場した世界ランキング4位、熊本県出身の福島由紀・廣田彩花のフクヒロペア。世界ランキング10位の中国ペアとの試合は激しい打ち合いとなり、第3ゲームへ。フクヒロらしい粘りがみえたものの、最後はパワーで押し切られ、地元熊本での躍進はなりませんでした。

■福島由紀選手
「正直勝ちたい気持ちはあったが、なかなか思うようにいかない。熊本で大会があるのはなかなかないことなので、大会期間中に色々な選手を見てもらえれば」

続いて試合会場に登場したのは世界ランキング5位、再春館製薬所の志田千陽・松山奈未のシダマツペア。タイの姉妹ペアと対戦しました。最終ゲームまで勝負がもつれ込む中、レシーブでのミスが徐々に目立ち、立て直せないままゲームセット。悔しい敗戦となりました。

■松山奈未選手
「点が欲しすぎて、決めにいこうとしすぎた部分が、逆にミスにつながってしまったので、2人でというのを意識してすべきだった」
■志田千陽選手
「これからまだまだ試合は続くので、良い報告ができるよう、強くなって戻ってこられるように頑張りたい」

そして、2日目の15日は、熊本県出身で社会人1年目の江藤佑太選手がミックスダブルス1回戦に登場。世界ランキングは129位。補欠登録からの繰り上がりで本戦出場の機会を得ました。
日本人の若手対決となった初戦。ペアを組む神山選手と息の合ったプレーで得点を重ねますが、世界ランキングで上回る相手に及ばず、地元熊本で1勝とはなりませんでした。
■江藤佑太選手
「大きな大会が地元熊本で開催され、1回でも多くコートに入りたかったんですけど、相手も強い。自分のプレーは出せたのであまり悔いはないです」

そして15日も世界トップの選手が続々と登場しました。
ミックスダブルス、東京オリンピック銅メダリストで、世界ランキング2位の渡辺勇大・東野有紗ペア。日本のファンの前で圧巻のプレーをみせます。渡辺選手がスマッシュで得点すると、東野選手が男子顔負けのジャンピングスマッシュ!第1ゲーム終盤こそ追い上げられたものの、危なげなく初戦を突破しました。

■東野有紗選手
「初戦は緊張しがちだが、あまり緊張せずプレーすることができた」
■渡辺勇大選手
「日本開催ということで力になる。次の試合へ弾みをつけたい」