パリ五輪内定5日後に地元TV生出演 男子マラソン代表赤﨑暁選手 喜び語る
Q代表内定の実感は?
(赤﨑選手)
「自分の夢が叶ったというのはいろんな方々の支えとか応援してくださったおかげで結果が出たのかなと思っています」
Q代表選考レースから約1週間、周りの反応はどうですか?
(赤﨑選手)
「自分が思っていた以上の方々から多くのメッセージをいただいたので、
自分の知らないところでもいろんな方々が応援してくださっているんだなと実感しました」
Q祝福メールやLINEは返せていますか?
「やっと19日くらいですべて返し終わったかなと」
赤﨑選手のプロフィールをご紹介します。
大津町出身。開新高で本格的に陸上競技を始め、拓殖大に入学。4年連続で箱根駅伝を走りました。卒業後は九電工へ。
Q20日には母校・開新高校にも行かれた?
(赤﨑選手)
「いろんな方々がお祝いしてくれたのですごく嬉しかったですね」
Q高校時代どんな所で練習を?
(赤﨑選手)
「よく二の丸公園だったり水前寺競技場で練習しました」
Q高校時代はカラオケもお好きだった?
(赤﨑選手)
「当時はFUNKY MONKEY BABYSとか好きだったので歌っていました。『ちっぽけな勇気』が一番好きでしたね」
Q開新高校ではどんなお話を?
(赤﨑選手)
「学校創設以来の五輪代表ということだったので誇りに思うと言っていただいて嬉しかったです」
Qメダルをかけて行った高校はどうでした?
「いろんな方々に褒めていただいたというかお祝いの言葉をいただいたので、
(代表内定を)獲得してよかったなと思います。
ここの陸上部で練習できたのが先につながったのかなと思っています」
赤﨑選手に聞く 代表内定を勝ち取ったMGCレース
Qスタート前はどんな心境でした?
(赤﨑選手)
「最初にこけると危ないと思っていたので冷静に後ろの方から進めていこうかなと思っていました」
赤﨑選手は2位集団につけ、後半、前に出る機会をうかがいます。
しかし終盤で2位に躍り出ると、そのまま最後のトラックへ。
その後ろには東京オリンピック出場の大迫傑選手が迫っていました。
Qこのときの心境は?
(赤﨑選手)
「後ろから来ているというのはこわかったというのが正直ありますけど
スピードがラストスパートがあるというのはありましたし勝つ自信はしっかりありました」
Q会場の雰囲気は?
(赤﨑選手)
「すごい大歓声だったので背中を押してもらえたかなと思っています」
それでも逃げ切った赤﨑選手。2時間9分6秒でゴールし、パリオリンピックの代表に内定しました。
Q改めてレース見てみていかがですか?
(赤﨑選手)
「日に日に代表になれたんだなという実感が少しずつ出てきています」
Q勝てた要因は?
(赤﨑選手)
「過去のマラソンで自分の課題がしっかり見つかっていたので、
今回練習の中で課題をすべてクリアできていたというのがあって、
今回のマラソンは今までで一番自信を持って挑めた感じです」
Q相当な努力があっての課題クリアだった?
(赤﨑選手)
「そうですね、ほぼ休むことなくしっかりと頑張れました」
Q九電工のMGC当日に着ていたユニフォーム。いつもは上が黒で下が黄色。違うのはなぜ?
(赤﨑選手)
「上が黒の方が熱を吸収しやすいということで10月でまだ暑い季節だった。逆に黄色は暑さを吸収しにくいということだったので今回MGC仕様で挑みました」
Qゴールした瞬間どんな気持ちでした?
(赤﨑選手)
「夢が叶ったというのと本当に叶ったのかなという不安がありました」
Qレース後のコメントで「まさかこんなに早く五輪代表になれるとは」と言っていた?
(赤﨑選手)
「しっかりパリ五輪は狙った上で行っていたんですけど、持ちタイムが全員の中で下の方だったので可能性は低いと思っていました。出場することで自分にとってプラスになることは必ずあると思っていたので少しでもなにか吸収してレースを終わりたいなというのはありました」