｢大会新を狙っていた｣山形愛羽選手が100ｍ･300ｍ大会新で2冠 かごしま国体

かごしま国体の陸上で、熊本中央高校3年の山形愛羽選手が14日、100メートルと300メートルの2冠を達成しました。

少年女子A100メートル決勝。
山形選手はスタートからスピードに乗ります。得意の後半もぐいぐい加速し、そのままフィニッシュ。高校歴代3位となる11秒50の大会新記録で初優勝しました。

山形選手は、直後に行われた少年女子A300メートルでも37秒73の大会新をマーク。2位に0秒62の大差をつける圧勝で、国体2冠に輝きました。

■山形愛羽選手
「優勝を狙って練習してきたので、とにかくうれしい。100メートルは、大会新記録を出したいと思って挑んだが、予選、準決勝とも気持ちよくレースすることができて、11秒50まで自己ベストを上げることができたので良かった。300メートルは、100メートルから400メートルまでのカテゴリーの選手が集まってくるので、絶対負けたくないと思っていた。しかし、持ちタイム的にはランキングにも入っていなかったので、逆にそれが良くて、何もプレッシャーを感じずに自分の走りができたかなと思っている。大学に進学してからも、もっと自己ベストを更新できるよう練習したい｣