真夏の暑さの中 氷見市特産のウメ 収穫始まる
富山県内はすでに各地で30度以上を観測し、真夏日となっています。この天気のもと、氷見市では特産のウメの収穫が始まりました。
氷見市の国道160号沿いには、「梅ロード」として2つの生産組合がおよそ400本のウメを育てていて、13日から「稲積梅の里振興会」が収穫を始めました。組合の人たちおよそ10人が直径5センチほどに育った実をていねいに摘み取っていました。
稲積梅の里振興会 藤井清治会長
「クエン酸多いし、ぜひ味わってほしいと思っている」
午前11時30分までの最高気温は、富山市で31.8度、高岡市伏木で30.5度と、各地で連日の真夏日になっています。
収穫されたウメの実は、梅干しや加工品の材料になります。 今年は全国のウメの産地で不作といわれていて、稲積地区でも実は大きいものの数は少なく、収穫量は去年より3割ほど少ない3トン余りが見込まれています。収穫作業は6月下旬まで続きます。