勝つしかない戦いへ… 富山グラウジーズ B1残留に向け意気込み
バスケットボールBリーグ1部の富山グラウジーズは、およそ3週間のリーグ中断期間を経て、今週末から終盤戦に臨みます。B1残留に向けて勝つしかない茨城戦へ意気込みを聞きました。
レギュラーシーズンもおよそ3分の2を消化し、いよいよ終盤戦を迎えるBリーグ1部。
富山グラウジーズはここまで4勝35敗と大きく負け越し、B1・24チームの中で最下位に沈んでいます。
成績不振によって1月末に高岡ヘッドコーチが事実上の解任となり、桜木ジェイアールコーチのもとB1残留を目指すグラウジーズ。新体制初勝利はまだありませんが、およそ3週間のリーグ中断期間では失点を減らすため、ゴール付近の守備の改善、そしてターンオーバーを減らすことなど課題の修正に多くの時間を費やしてきました。
富山グラウジーズ 上田隼輔選手
「僕らとしては、この数週間準備してきてるんで、茨城戦で準備万端の状態で戦えると自信を持っています」
今シーズンも下位2チームがB2へ自動降格となる中、レギュラーシーズンは残すところあと21試合。B1残留争いは最下位のグラウジーズ、23位の茨城、22位・信州とこの3チームが争う構図となっています。
そんな中、今週末ホームに迎え撃つのが23位の茨城ロボッツ。B1残留崖っぷちの両チームにとって連勝すれば信州の背中を捉えることができる一方、負ければ「降格」の二文字がより色濃くなる命運を分ける直接対決です。
富山グラウジーズ 伊藤駿キャプテン
「絶対に負けられない試合なので、トーナメント式の試合のような気持ちで試合に入って必ず勝ちたいと思います」
上田隼輔選手
「まずはこの2戦をホームゲームで取ることによって次のアウェー島根戦であったり勢いがつくと思うので、今まで準備してきたことを存分に発揮して2勝取りたい」
求められるのは連勝のみ。運命の茨城戦は今週末、富山市総合体育館で行われます。