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【山口天気 朝刊2/12】きょう12日(水)は昼過ぎから夕方ごろにかけて 一時本降りの雨に 南風も強く「春一番」の可能性も

2025年2月12日 7:09
【山口天気 朝刊2/12】きょう12日(水)は昼過ぎから夕方ごろにかけて 一時本降りの雨に 南風も強く「春一番」の可能性も

●きょう12日(水)は前線が県内を通過する、昼過ぎから夕方ごろにかけて、一時本降りの雨に
●南風が強く「春一番」の可能性も。雨とともに風にも注意し、安全第一の行動の心がけを
●週末にかけての気温上昇に伴い、スギ花粉も増加。早め早めの花粉症対策を

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昨夜、西日本付近にほとんど雲はなく、すっきりと晴れていましたが、徐々に西からまとまった雨雲が接近してきました。
この時間は、既に県内の広い範囲に雨雲が掛かり出し、雪が舞っているところもあるようです。

きょう12日(水)は今後、夜にかけて西から低気圧や前線が接近し、県内付近を通過する予想です。

この先、山間部では、時折みぞれが降るタイミングもありますが、日中は基本的に雨が多く、前線が県内を通過する昼過ぎから夕方ごろにかけて、瀬戸内側を中心に、一時本降りの雨となる予想です。
前線が過ぎた後も、夜遅くにかけて山間部を中心にパラパラと降り続き、あす13日(木)の未明ごろに止み始める見通しです。

またきょう12日(水)は、気象台から「春一番」が吹いた、という発表が行われる可能性もあります。
春一番とは、立春から春分の間で強い南よりの風が吹いて、前日より気温が上がる、という条件を満たした最初のときに、船舶関係などに注意を促す意味で、気象台が発表する情報です。
きょう12日(水)は雨とともに、低気圧に向かう南寄りの風が流れ込むため、風が強く吹く、ということを踏まえて安全第一の行動の心がけをお願いします。


県内では、前線が通過する昼過ぎから夕方ごろにかけてが、雨のピークと見ていますが、夜遅くまでは山間部を中心に、まだにわか雨が続く予想です。雨とともに、やや強く吹く南風にもご注意下さい。

きょう12日(水)は南よりの暖かい風が吹くため、日中の最高気温は各地11度前後まで上がる予想です。
朝晩との寒暖差が非常に大きくなります。風邪を引かないよう、体調管理にも気を付けていきましょう。

あす13日(木)、あさって14日(金)とまた晴れ間が出てきますが、週末は再びぐずつき、天気は小刻みに変化する予想です。日中の気温は高く、3月並みの暖かさの日もあるでしょう。
気温の上昇とともに、スギ花粉の飛散量も多くなります。きょうは雨で花粉の飛散も少ないですが、症状が気になる方は早めの対策を心がけましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)

最終更新日:2025年2月12日 7:09