【山口天気 夕刊9/26】まだまだ夏が粘る…来週初め頃まで昼間は厳しい残暑が続く 日本の南海上では熱帯低気圧が渋滞中…今後の動向注意
●台風16号は熱帯低気圧に 元台風の大量の水蒸気は関東方面に向かう見通し
●山口県は 来週初め頃にかけて晴れ間多い日々で 昼間は厳しい残暑も続く
●日本の南海上で次々に熱帯低気圧が発生中 10月に入っても台風シーズン続く
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きょう26日(木)の県内は、日ざしタップリの穏やかな陽気でしたが、昼間はまた夏復活を実感する汗ばむ暑さとなり、最高気温は広く30度以上の真夏日…広瀬で33度まで上がりました。
また夏の暑さが戻ってきたのは、日本の南で発生した台風16号によって南からの暖かな夏の空気が勢力を盛り返してきたことが影響しています。台風16号自体は特に発達せず、きょう午後3時で熱帯低気圧に格下げとなりましたが、
大量の水蒸気が北東方向に流れて、静岡県から関東南部を中心に、これから大雨や激しい突風のおそれがあります。場合により東日本方面への交通の影響の心配もありますので、関東などにお出かけ予定の方は交通情報など、ご注意下さい。
あす27日(金)の県内は、多少薄雲が広がる時間はありますが、引き続き朝から晩まで日ざしは十分の穏やかな天気の一日に。朝晩は秋の気配を感じる、さわやかな空気ですが、日中の気温は30度を超え、山口や広瀬は34度と、厳しい残暑が続きそうです。服装での調節など、上手に行っていきましょう。
ところで、日本の南の海上では、さらに熱帯低気圧が渋滞しているような状況です。
その中で、今後、いくつかは台風クラスに発達の可能性もあり、まだコンピューターの新しい計算結果のたびに予測が変わりやすいものの、特に沖縄の南の熱帯低気圧の雲が、来週後半、10月初め頃で日本付近への影響も心配な予測を示すデータもあります。10月に入っても、まだまだ台風シーズンが続く、という心得も持ち続けておく必要があります。
今週末の土曜日、日曜日、さらに来週初め、10月に入る頃までは晴れたり曇ったりの、落ち着いた天気が続きそうです。日ざしがしっかり届くほど、まだまだ残暑も厳しく、最高気温30度以上の真夏日も続きます。
ただし来週後半は、曇りや雨のスッキリしない天気となり、熱帯低気圧の影響を受ける可能性もあるため、今後の最新情報など、十分お気を付けください。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)