大雨被害で一部区間運休のJR山陰線…22日からの部分運転再開に向け試運転はじまる
去年6月末からの大雨で被災したJR山陰線。運休が続いている一部区間で今月22日から運転が再開されるのを前に試運転が始まりました。
試運転は、小串駅と滝部駅の間で行われ2両編成のディーゼル列車に運転手や保線・電気を担当する職員が乗り込み午前11時に小串駅を出発しました。
JR山陰線は、去年6月末からの大雨で被災し長門市駅から小串駅の間で運休が続いています。
その後、復旧工事が進められ、6月22日から長門市・人丸間と滝部・小串間で運転が再開される事なりました。
列車は、通学時間帯を中心に長門市・人丸間が上下線合わせて12本滝部・小串間で16本となっています。
また、代行バスについては、時刻や運転区間を変更して引き続き運行されます。
試運転は、徐行運転で行われ信号や踏切の遮断器などが正常に作動するかや「乗り心地」などの確認が行われました。
(近くの人は)
「良いですね今までなかったから今まで不便だったバスばっかしで」
JR西日本下関保線区長門管理室 原田管理室長)
「3月からきょうまでしっかりと線路をなおしてお客様に安全に乗っていただけるように整備してきましたのでうれしく思います」
長門市・人丸間の試運転は、6月11日から行われます。