【山口天気 朝刊3/18】天気は回復 日本海側ほど北風冷たい 今週は大気不安定と寒の戻りに注意
きのう17日(日)の県内は、雨が降ったり止んだりの天気となりました。天気を崩した前線の雲は、今朝にかけては、日本の東まで進んできています。県内上空は少しづつ雲の隙間が広がってきていますが日本海側の地域を中心に北よりの風が強まっています。
このあとは、はじめ等圧線の間隔が狭く、日本付近は冬型の気圧配置となりそうです。県内は天気が回復しますが、冷たい北風が吹きやすくなりそうです。夜になると高気圧が張り出しを強めて、北風は落ち着いていく予想です。
県内も、日本海側で朝は雲が残る所がありますが、昼前にはほとんどの雲は取れて、たっぷりの日差しが降り注ぐでしょう。北風が吹きやすいですが、安定した天気で、きょうは雨が降る心配はありません。
日中の最高気温は瀬戸内側や山口はきのう17日(日)よりも高めの気温で、過ごしやすさも感じられるでしょう。日本海側では雲が多かったきのう17日(日)より気温が上がらない予想です。日差しに温もりはなく、風が冷たいでしょう。
花粉情報です。スギ花粉は、シーズン終盤を迎えていて、多い~少ない予想です。症状が出やすい方はお気を付けください。一方で、ヒノキ花粉は飛散本格シーズンが近づいています。
あす19日(火)は上空に寒気を伴う気圧の谷が近づく見込みで、次第に雨が降りやすくなるでしょう。あさって20日(水)春分の日の日中にかけて、大気の状態が不安定で、急な強い雨や雷などに注意が必要です。あす19日(火)以降は気温の上がり方も鈍くなる見込みで、特に20日(水)から21日(木)は最高気温で10度ちょっとで、寒の戻りとなりそうです。気温変化に体調を崩さないようお気を付けください。週末から来週初めにかけては、曇りや雨の天気が続く可能性があります。
(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)