光市路線バス 来年度から防長交通と周南近鉄タクシーの2社が代替運行へ
中国ジェイアールバスが、今年度末で光市と下松市を結ぶ路線バスを終了する問題で来年4月からは2つの事業者が協力して代替の路線バスを運行することとなりました。
中国ジェイアールバスは今年度末で光市にある営業所を閉鎖し光市と下松市とを結ぶ「光・下松線」と市内を巡回をする「ひかりぐるりんバス」を廃止すると発表しています。
これを受け光市は、周南市の防長交通と周南近鉄タクシーの2社に代替運行できないか呼びかけ先月、2社から「十分に運行できる」との報告をうけたということです。
来年度からは、防長交通が国道沿いを走る主要路線を周南近鉄タクシーが市内の巡回路線などを担います。
また、防長交通は新たに16便程度を新設しこれまで、同じルートを走っていた20便と合わせ36便を運行する予定です。
(光市 市川市長)
「両者の運行に対する財政支援については国費や県費などの有効活用など様々な視点から検討し持続可能な効率性などの観点から鋭意に調査を進めて参ります」
光市では、車輌の保管場所や運転手の休憩所の確保のため2社への1100万円の補助金を盛り込んだ補正予算案を12月市議会に提出しています。