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【山口天気 朝刊11/30】寒ささらに増す 晴れても日ざしに温もりなし あす1日(金)は山で雪舞う所も

2023年11月30日 6:44
【山口天気 朝刊11/30】寒ささらに増す 晴れても日ざしに温もりなし あす1日(金)は山で雪舞う所も

気圧の谷の接近により、夜の間県内には所々に弱い雨雲が流れ込みました。今朝にかけては流れ込む雨雲は少なくなってきています。

気圧の谷が通過した後、県内付近では緩みかけていた冬型の気圧配置が再び強まっていく見込みです。上空にはじわじわと寒気が流れ込み、寒さはさらに増してきそうです。

夜の間雨が降ったこともあり、今朝の冷え込みは比較的控えめですが、昼間にかけての気温上昇は雲が多かったきのう29日(水)より鈍いでしょう。夜にかけてはグッと冷え込みが強まりはじめて今夜9時には気温5度を下回り始めそうです。

そしてあす1日(金)が流れ込む寒気の強さのピークとなります。きょう30日(木)日中は瀬戸内側ほど日ざしがシッカリ届きそうですが、今夜からは日本海側や山間部中心に、所々に雨雲が流れ込み始めそうです。気温が下がるあすの未明から明け方頃にかけては、山ほど雪が交じる見込みで、標高の高い場所ではうっすら雪が積もる可能性があります。あす1日(金)の朝は峠道は、車の運転は路面凍結にご注意ください。

県内はこのあと次第に雲の隙間が広がるでしょう。瀬戸内側ではおおむね晴れ。日本海側は低い雲が少し残って、曇ったり晴れたりとなる予想です。日中は天気の崩れはほとんどない見込みです。海上の波は瀬戸内側で1.5mのち1.0m。日本海側・響灘では3.0mのち2.5mでうねりを伴う予想です。

日中の最高気温は、山口は10度。下関、宇部、萩は9度。長門は8度。徳佐は6度。各地きのう29日(水)より昼間の気温が低く、山間部や日本海側では気温が一桁で経過しそうです。1月並みの寒さとなる所もありそうです。日ざしに温もりはなさそうです。

今夜以降あす1日(金)にかけては、日本海側や山間部ほど、弱い雨が降りやすいでしょう。気温が下がるあす1日(金)明け方頃を中心に、山間部では雪が交じりそうです。寒さはあす1日(金)がピークで、山口で最高気温が一桁の予想。ほとんど真冬並みの寒さとなりそうです。週末になると天気が穏やかに鳴る見込みで、寒さも少しずつ和らぎ、来週は最高気温が15度を超える日が続きそうです。来週は過ごしやすい日が多くなりそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)