「ちょっと待てもうかるバイトはやみがある」岩国の小中高生の消費生活川柳 ことしは「闇バイト」関連の作品多く集まる
「ちょっと待てもうかるバイトはやみがある」。岩国市の小学5年生による一句です。
市が毎年募集する「消費生活川柳」、ことしはいわゆる「闇バイト」関連の作品が多く集まりました。
「行っちゃダメ電話の指示で ATM」
「それほんと?常に疑え ネットの世」
岩国市が毎年子どもたちから募集する「消費生活川柳」の受賞作品です。
今回は・詐欺にだまされない・デジタル情報との上手な付き合い方などが「お題」となり、小・中・高校生から772句が集まりました。
「『簡単に お金もうかる』きっとうそ」
「ちょっと待てもうかるバイトはやみがある」
「『稼げるよ』楽に稼げる 訳がない!!」。
闇バイトが関与したとされる光市の強盗予備事件が発生する前の募集ですが、関東地方などで事件が相次いだことから、闇バイト関連の作品が多く集まったとみられます。
(岩国市くらし安心安全課 廣中裕紀さん)
「関心があるのか、闇バイトや犯罪に関わるものが多い。家族で考える機会になれば」
受賞作品は19日まで、岩国市役所1階で展示されます。
最終更新日:2024年12月6日 19:25