銃撃され亡くなった安倍晋三元首相の三回忌…妻の昭恵さんが山口・長門市の安倍家墓所を墓参り
おととしの7月8日、奈良県で応援演説中だった安倍晋三元首相が銃撃され亡くなりました。三回忌となる8日、妻の昭恵さんが長門市の安倍家墓所を墓参りしました。
安倍昭恵さんは午前9時ごろ長門市にある安倍家の墓所を訪れ、墓前で行われた読経に合わせ冥福を祈りました。
安倍晋三元首相は2022年7月8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で参議院選挙の街頭演説中に銃撃され亡くなりました。
安倍晋三元首相は、衆議院山口4区選出で、憲政史上最長の通算8年8か月、3188日間、政権を担いました。
安倍元総理の遺骨は去年7月に父・安倍晋太郎さんらが眠る長門市油谷の安倍家の墓所におさめられました。
墓所には三回忌に合わせ記帳所が設けられていて、支援者らが8日あさ早くから墓を訪れ手を合わせる姿も見られました。
(支援者は)
「代議士が一番無念があると思うけど、私たちもとてもさみしい気持ち無念さとでいっぱいです」
三回忌となった8日は安倍家の菩提寺である長門市の長安寺で県選出の国会議員や村岡知事らも参列して法要が営まれました。
法要を終えた昭恵さんは取材陣に対し「無事に三回忌の法要をすませることが出来ました。ありがとうございました」と声をかけていました。
また長門市内のホテルでは、安倍派に所属していた国会議員などが参加して「偲ぶ会」も開かれ、出席した国会議員によると昭恵さんは「志をしっかり継いでほしい」と話したということです。