【山口天気 夕刊6/19】梅雨の中休みと極端な暑さは いったん終了へ…あす20日(木)は梅雨前線北上で天気下り坂 次第に梅雨は最盛期に突入へ
●きょう19日(水)は広瀬で最高気温34度を観測…全国8位の暑さに
●あす20日(木)は梅雨前線が九州南岸付近へ北上…次第に雲が厚み増し、午後は雨の所も
●週末にかけて前線は一気に北上で一時激しい雨の心配も
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梅雨入り3日目の、きょう19日(水)も梅雨前線は南西諸島付近に離れたままで、昼間は強い日ざしが照りつけました。当初心配された、最高気温35度以上の猛暑日はなかったものの、広瀬では34度まで気温が上がり、全国8位の暑さに。また、県内7か所で今年一番の暑さとなるなど、身体に堪える厳しい暑さの一日でした。
ただ、この梅雨の中休みと厳しい暑さは、ここでいったん一区切りとなります。これから梅雨前線が北上し、あす20日(木)朝には九州南岸付近に横たわる見込みです。
あす20日(木)は、梅雨前線に近い九州南部は、雨が激しく降る所がありそうです。そして県内も、だんだん雲が増え、どんより梅雨らしい空が戻っていき、夜にかけては、九州に広がる雨雲の一部が県内にも広がって、弱い雨の可能性もあります。
お出かけには折りたたみ傘は最低限、用意しておきましょう。日ざし控えめのため、きょうより日中の気温上昇は鈍くなりますが、空気に湿気が多く、ムシムシした暑さとなりそうです。
さらに、梅雨前線は、ここから一気に北上の気配です。金曜日は、活発な雨雲は九州が中心ですが、県内も度々雨が降りやすい天気。週末は、いっそう活発な雨雲が流れ込みやすく、一時激しい雨の心配もあります。大雨の際の安全確保の行動を改めて確認しておくなど、梅雨の最盛期に向けて、心構えを高めて頂きたいと思います。
来週以降も、しばらくは連日、雨が降ったり止んだりのぐずつく天気が続く日々となりますが、気温は高めで、梅雨独特の蒸し暑さも続きそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)