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下関市の新年度予算案 1350億円と過去最大に・児童手当の拡充や私立保育園などへの給付費が増加

2025年2月12日 12:00
下関市の新年度予算案 1350億円と過去最大に・児童手当の拡充や私立保育園などへの給付費が増加

山口県下関市の新年度予算案が発表され一般会計の総額は1350億円と過去最大となりました。

下関市の新年度予算案は来月、下関市長選挙が控えており骨格予算として編成されました。一般会計の総額が1350億円で今年度と比べて38億2000万円増え過去最大規模となりました。

主な要因として児童手当の拡充や私立保育園などへの給付費が増加したことや全国一律のシステム標準化経費、ふるさと納税の返礼品にかかる経費が増加したことなどが挙げられるということです。これにはボートレース未来基金54億円を取り崩すなどして対応するとしています。

新たな事業として2030年までにあるかぽーと・唐戸エリアを中心に脱炭素化を進める「脱炭素先行地域づくり業務」に3億6800万円。

不登校の中学生の学びを支援するための学校の設置費用として8200万円。

自治会などの団体が防犯カメラを設置する際の補助金が150万円。

犯罪被害者等支援事業として172万円などが計上されています。

下関市の新年度予算案は現在開会中の定例市議会に提出されています。

最終更新日:2025年2月12日 12:00