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【速報】悠仁さまが京都・舞鶴市の「舞鶴引揚記念館」視察 終戦後、旧満州・シベリアからの引揚者の歴史学ぶ

2025年2月12日 15:13
【速報】悠仁さまが京都・舞鶴市の「舞鶴引揚記念館」視察 終戦後、旧満州・シベリアからの引揚者の歴史学ぶ

秋篠宮家の悠仁さまは12日、京都府舞鶴市をお一人で訪れ、終戦後、旧満州やシベリアなどから引き揚げてきた人々の歴史を紹介する記念館を視察されました。

悠仁さまは12日、京都府舞鶴市にある「舞鶴引揚記念館」を訪問されました。

第二次世界大戦後、旧満州や朝鮮半島に取り残されたり、旧ソ連のシベリアに抑留されたりした人々のうち、舞鶴港には、およそ66万人が「引揚者」として1945年から13年にわたって帰国しました。

記念館は「引き揚げ」の苦難の歴史などを学ぶもので、資料の一部は「ユネスコ世界記憶遺産」にも登録され、当時使用された防寒具などが展示されています。

日本人抑留者がシベリア抑留中、紙の代わりに白樺の皮に和歌などをつづり、「ユネスコ世界記憶遺産」にも登録されている「白樺日誌」を見て、悠仁さまは「短歌のような少ない文字で書くことで効果的に残した面もあるのですね」などと関心を寄せられていました。

さらに、悠仁さまは、語り部活動をする地元の高校生から説明を受けながら、引揚港の模型をご覧になりました。悠仁さまは、シベリアの地名を出して「向こうの港からどのくらいの距離が?」と聞き、「今みたいな冬の時期は、荒れている時も多いと思うのでさらに時間がかかる?」などと当時の厳しい状況について質問を重ねられました。

また、引き揚げ船の出迎えに多くの人が集まったという説明を聞くと、「舞鶴の人の温かさが伝わりますね」などと感想を述べられていました。

その後、悠仁さまは実際に引揚者が上陸した場所を復元した「引揚桟橋」を視察されました。

今回の訪問は、高校の授業がない期間を利用した私的なもので、悠仁さまは12日夜、帰京されます。

最終更新日:2025年3月8日 2:32