台湾の工業技術研究院が山口県庁を訪問「台湾と日本の産業の架け橋に」
半導体製造で世界を席巻している台湾。その研究機関の一行が県庁を訪問し、今後、山口県との間で半導体やスマート農業の分野で交流を強化するとしました。
村岡知事を表敬したのは台湾の工業技術研究院のナンバー2=劉文雄院長ら11人です。
工業技術研究院は技術者6000人を擁する研究機関でことし2月、やまぐち産業振興財団、それに県産業技術センターなどと覚書を締結し、半導体産業に関する交流などを目指しています。
懇談の場で劉院長は周南市の総合化学メーカートクヤマとはすでに共同研究を進めているが今後は山口県と半導体やスマート製造、スマート農業の分野で研究を進めていきたいと話しました。
(劉文雄院長)
「台湾と日本の産業をつなげていくにあたり、工業技術研究院は架け橋となるように考えています」
台湾企業と県内企業をマッチングさせる商談会の県内開催が現在、調整されているということです。