【山口天気 夕刊12/13】あす14日(木)は天気下り坂 週末~来週は2段階で寒波襲来…覚悟を決めて寒波への備えを
きょう13日(水)の山口県は気持ちよく晴れましたが、この晴天は続きません…あす14日(木)は大陸で前線が発生し、徐々に西日本に近づいてくるため、天気は下り坂です。
あす14日(木)の朝早い時間までは晴れ間がありますが、日中は時間とともに、灰色の分厚い雲が増えていき、夕方~夜にかけては各地で雨傘の出番となってきそうです。
学校や勤務先にお出かけの際、朝はまだ明るい空でも、この夕方以降のことを踏まえて、雨傘などの用意を忘れないようにしましょう。
また、連日、お伝えしているように、この先で、本格的な寒波の襲来が見えてきています。
金~土曜日にかけて、前線や低気圧の通過によって曇りや雨のぐずつく天気。
そして低気圧が通り過ぎた後、日曜日になると一気に等圧線が縦縞模様の冬型の気圧配置が強まることで、山間部中心に雪化粧、平地でも雪が舞うほどの強い寒気が流れ込んできそうです。
週明けは、いったん冬型は緩みますが、来週中頃は日曜日の時以上にいっそう強い冬型となり、今度は市街地でも積雪、凍結の心配が高まる、強烈寒波となるおそれがあります。
来週にかけて「2段階」でやってくる寒波への備えを進めましょう。
日常的に車を運転する方は、車の冬タイヤ装着は必須ですし、装備が十分でも寒波襲来時は十分ゆとりを持った行動の計画を。
また、暖房の灯油を十分な量、備蓄しておいたり、水道管凍結に関しても、特に普段は空き家となっていて、すぐに対応が行えない所などは、早めの対策をお願いします。
冬将軍がやってくることは、ほぼ確実な状況です。
覚悟を決めて、入念な準備を進めておきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)