「葬儀代などお金のことを考え…」父親とみられる遺体を放置…無職の男を死体遺棄の疑いで逮捕・岩国
同居していた父親とみられる遺体を自宅に放置したとして、岩国市の無職の男が警察に逮捕されました。
「葬儀代などお金のことを考え、放置した」と供述しているということです。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、岩国市今津町の無職の47歳の男です。
警察によりますと、男は8月下旬ごろ、同居していた父親(当時78歳)と推定される男性が自宅で死亡しているのを確認しながら、9日まで、遺体を放置した疑いが持たれています。
9日午前、「男の自宅を訪ねたら、ハエが飛んでいたので確認してほしい」という民生委員からの通報を受け、駆け付けた警察が遺体を発見しました。
男は元々、父親と2人で暮らしていました。
遺体は自宅1階の居間に仰向けの状態で発見され、腐敗していたものの着衣に乱れはなく、ただちに殺人と断定できる要素はないということです。
調べに対し、男は、「葬儀代や部屋の清掃代などお金のことを考えてしまい、放置した」と話し、容疑を認めているということです。