多様化・大規模化する災害に対応 周南市・下松市・光地区での消防通信指令業務の共同運用へ 協議会設置の調印式
周南市・下松市・光地区での消防の通信指令業務の共同運用に向け、16日に協議会設置の調印式が行われました。
周南市・下松市それに光地区消防組合の消防本部では、山口県の消防広域化推進計画に基づき2030年度中に通信指令を共同化する計画を進めています。
周南市で建設中の新たな消防庁舎に整備される通信指令機能に光地区は2026年度、下松市は30年度に加わる方針です。
今回設置された協議会はこの通信指令業務を管理・運営することになっていて、3つの消防本部から職員を出向し構成。
指令業務が効率化されます。
(周南市消防本部 村本創 消防指令長)「近年発生する災害は非常に複雑。多様化・大規模化していて、こういった災害に適切に対応するためにはより迅速で広域的な対応が必要。3消防本部で協議を進め、今回の協議会設置に至った。」
消防通信指令の共同運用は下関市と美祢市で既に行われていて、山口市・防府市・萩市では来年度に予定されています。