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【山口天気 夕刊9/12】「夏空・猛暑・所により夕立」続く日々…向こう1か月先でも高温傾向 台風13号は南西諸島通過へ

2024年9月12日 18:46
【山口天気 夕刊9/12】「夏空・猛暑・所により夕立」続く日々…向こう1か月先でも高温傾向 台風13号は南西諸島通過へ

●まだまだ猛烈な暑さは当面おさまらず 一方で所々夕立にも注意が必要な日々
●台風13号は土~日曜で沖縄方面を通過へ
●来週末頃で猛烈すぎる暑さはひと区切りの兆しも まだ向こう1か月は高温傾向続く
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きょう12日(木)も猛暑が続いた県内…最高気温は、広瀬では36.6度と3日前の9日(月)に記録した9月の観測史上最高に並び、豊田は35度に達して、観測史上初めてとなる9月の猛暑日観測となりました。

猛暑の一方で午後は所々で入道雲が急激に発達し、やや激しい夕立もありました。

この「夏空・猛暑・所により夕立」の天気が、まだまだ続きます。
あす13日(金)も、まだまだ真夏の延長戦。突き刺すような強烈な日差しと、朝から晩まで体力を消耗する暑さが続く一日で、山口や広瀬で気温が35度以上の猛暑日が続く見込みです。一方で暑さが厳しくなるほど、午後は内陸、山間部ほど、夕立にも十分ご注意下さい。

日本の南を進む台風13号は、今後、強い勢力へ発達しながら、今週末の土曜日から日曜日頃、沖縄、奄美付近を通過し、その後、大陸方面へ進む予想です。

沖縄方面は土曜日から日曜日で大荒れの天気が心配されますが、県内は、3連休の真ん中…日曜日頃を中心に、多少湿った空気の影響で天気不安定のエリアが広がる可能性はあるものの、全般には、まだまだ夏真っ盛りの天気が続きそうです。

山口県は3連休中~連休明けも、まだ連日、真夏の太陽が主役の空で、猛暑日、熱帯夜も。ただし、来週終わり頃になると、天気がぐずつく時期もあり、猛烈すぎる暑さも、このあたりでようやく少し落ち着いてくるかもしれません。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、ようやく猛烈すぎる暑さに、ひと区切りの兆しは見えてきたものの、きょう気象台が発表した1か月予報では、まだまだ向こう1か月、高温傾向は続く見通しで、10月に入っても、まだ半袖の服が活躍の日が多そうな雰囲気です。

なかなか秋らしさを感じる機会が少ない状況が、当面は続きます。日々、体に疲れをためていかないように、健康管理には十分気を付けて過ごす心構えを継続していきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)