【山口天気 朝刊3/14】きょう14日(金)まで春の陽気 週末は一時雨風強まり 一気に寒の戻りへ

●きょう14日(金)は春本番の暖かさ続く
●週末は次第に雨が降り出し 一時雨風強まることも
●週末の雨を境に気温急降下 来週中頃にかけて強い寒の戻り
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今朝は、前線に近い沖縄付近では、所々に活発な雲が広がっています。県内付近は東シナ海から進んでくる雲が度々通過していますが、この雲は天気を大きく崩すものではありません。
きょう14日(金)は、朝鮮半島付近から本州付近に、しっかりと高気圧が張り出してくる見込みです。県内も、日中は安定した晴天が続く見込みで、たっぷりの日ざしとともに気温も順調に上がって、ポカポカ陽気に…山口市内では最高気温が20度に達する可能性もあります。
ただ、この春本番の陽気が長くは続きません。九州南岸を進む低気圧の影響で週末は天気が大きく崩れていき、低気圧の発達で日曜日ほど風も強まる予想。さらに、雨が降り始めてからはガクッと気温が下がっていき、来週初めにかけて強い寒の戻りにもなってきます。
きょうが暖かくなるぶん、その先の急な気温変化はかなり身体に堪えそうですので、健康管理には十分お気をつけください。
まだコートや手袋など冬物の服も活躍します。
きょう14日(金)の県内は、朝のうちはやや雲が目立つ所が多いものの、日中、特に午後ほどスカッと晴れ渡る空となりそうです。
朝は少しヒンヤリ空気ですが、日中の最高気温は広く15度を超えて、山口市内では20度に達する可能性もあります。おおむね4月上旬並み…サクラの花が咲き進む季節の頃の暖かさになる所もあるでしょう。
スギ花粉の飛散は、まだ収まる兆しが見えず、きょう14日(金)も暖かさ増すほど「極めて多く」飛ぶ所が多くなりそうです。また、ごくわずかですが、ヒノキ花粉も交じる可能性があります。
あす15日(土)は昼過ぎから次第に雨が降り出し、日曜日は朝を中心に少々強い雨になることも。また、風も強まって雨が斜めから降りこむこともありそうです。雨を境にガクッと気温が下がり、強い寒の戻りにもなってきます。来週の中頃にかけて変わりやすい空模様と、2月並みの寒さが続くでしょう。
この先の急な気温変化には特に気を付けて、この先の何かと忙しい年度末も健康第一で過ごしていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)