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「キャッシュカードを新しく取りかえる」下関市で80代女性が詐欺被害 150万円引き出される 金融機関職員を名乗る男に

2025年3月14日 15:36
「キャッシュカードを新しく取りかえる」下関市で80代女性が詐欺被害 150万円引き出される 金融機関職員を名乗る男に

下関市に住む80代の女性が、金融機関職員を名乗る男からキャッシュカード1枚をだまし取られる詐欺事件が発生しました。

下関警察署によりますと3月11日、下関市の80代の女性宅の固定電話に金融機関職員のミヤモトを名乗る男から電話があったということです。
男は、「あなたのキャッシュカードは古いので、新しいカードと取りかえる必要がある」などといって、女性から暗証番号を聞き出すと「あなたの家にヤマサキという職員を行かせます」と言って電話を切ったということです。

男の話の内容を信じた女性は、その後自宅を訪れた、同じく金融機関職員のヤマサキを名乗る男にキャッシュカード1枚を手渡し、だまし取られました。女性の口座からは、カードをだまし取られた11日から13日までの3日間で、7回に渡り合計150万円が引き落とされたということです。

警察では、「キャッシュカードを交換する必要がある」「暗証番号を教えてほしい」「キャッシュカードを取りに行く」などの電話は、うそ電話詐欺を疑い、まずは警察や家族・知人に相談するよう注意を呼び掛けています。

最終更新日:2025年3月14日 15:36
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