石川県 沿岸部での密漁でことしは54件 39人が書類送検 一部は銃刀法違反容疑も適用
県内の沿岸部でサザエなどを密漁したとして、ことし、54件 39人が書類送検されました。
金沢と七尾の海上保安部、能登海上保安署ではそれぞれ、県内沿岸部で密漁の取り締まりを実施。
その結果、ことしは54件 39人を漁業法違反などの疑いで書類送検したと発表しました。
去年に比べて35件 20人多くなっています。
違法に採取されたのはサザエが544個、ハマグリが451個、アワビが8個などで、いずれも自分で食べるために採っていたということです。
また、摘発された人のうち7人は鎌などを所持したとして銃刀法違反容疑も適用されています。
海上保安部では漁業資源の確保に力を入れる県漁協の各支所からの要請を受け、今後も厳正な取り締まりを行っていくとしています。