奥能登豪雨以来の雨の中…懸命の捜索続く 残る安否不明者は2人に
輪島市では、午前9時半ごろから雨が降りはじめました。先月21日の奥能登豪雨以来の雨で、豪雨により地盤がゆるんでいる場所もあるため被災地では再び土砂災害などへの警戒が高まっています。
一方、県や警察などによりますと奥能登豪雨のあと遺体で見つかっていた2人について、1日までに身元が確認されました。
9月25日に輪島市塚田川の河口付近で発見されたのが安否不明となっていた前川政二さん(80)。9月28日に能登町の北河内ダム周辺で見つかったのが行方不明になっていた谷野まち子さん(68)だということです。
9月30日福井沖で見つかった女性の遺体については輪島市久手川町の中学3年生喜三翼音さん(14)の可能性が高いとみられていますが、福井海上保安署は2日、司法解剖を実施しており身元の確認が進められています。
また、輪島市町野町の中山美紀さん(31)の安否もわかっておらず、中山さんの車が見つかった場所の下流では懸命の捜索が続いています。
今回の奥能登豪雨で亡くなったのは13人、安否がわからない人は2人となっています。