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ことしの熱中症対策は 冷房設置急がれる被災地 去年は過去最多の1041人搬送

2024年5月30日 11:55
ことしの熱中症対策は 冷房設置急がれる被災地 去年は過去最多の1041人搬送
熱中症の患者が増える本格的な夏を前に28日、その対策に向けた会議が県庁で開かれ被災地の暑さ対策などを確認しました。

28日の会議には県庁の関係部局を中心に気象台や環境省、各市町などの担当者が出席。気象台からは来月から8月にかけての3か月間、暖かい空気に覆われやすく高い気温になるとの見通しが示されました。

また県側からは被災地の熱中症対策として避難所への冷房の設置を進めることなどが報告されました。

石川県健康福祉部・柚森直弘 部長:
「熱中症というのが昨今厳しい状況になっていると、我慢することなく異変を感じたら周りに伝える、救急車を呼ぶということで命を守ってほしい」

県内では、去年、熱中症による救急搬送が過去最多の1041人となりことしはすでに22人が搬送されています。