天皇皇后両陛下の能登ご訪問決定に…「力も湧くし元気が出る」ご訪問を待ち望む声
市民からは「元気づけられる」と待ち望む声があがっています。
天皇皇后両陛下が輪島市と珠洲市を今週金曜日に訪問されることがきょうの閣議で決まりました。
現地の負担を考慮して日帰りでの訪問で、両市の被災状況を視察するほか、避難所を訪れて被災者を見舞われ、災害対応に尽力した人たちへの声掛けも予定されています。
天皇陛下が最後に能登を訪問されたのは皇太子時代の6年前。
滞在した2日間の内、初日は、珠洲市で開かれたスカウトの祭典「日本スカウトジャンボリー」に出席されました。
2日目は、珠洲市の角花家で伝統の製塩技術を視察されたのち、輪島市の白米千枚田へ。
奥能登を代表する自然豊かな風景をご覧になるなど、2日間で多くの県民と触れ合いました。
そして、きょう、珠洲と輪島の市民からはご訪問を待ち望む声があがりました。
輪島市民 :
「能登を見てもらって復興につなげてもらえたらありがたい」
「一回この状況見てもらった方がやっぱりいいと思いますね」
「本当に遠いとこからお見舞いに来られてありがたいと思って元気づけられる。皆さんそうだと思う」
珠洲市民 :
「来ていただいたら力も湧くし、元気も貰える。言葉にならない」
両陛下の被災地訪問は、2019年に台風被害を受けた宮城県と福島県を見舞われて以来、即位後2回目で、悪天候の場合は、来月上旬に日程が変更になるということです。