【神秘的】海中を漂う淡いピンク色の粒は…奄美大島で撮影された「サンゴの産卵」
奄美大島の海で幻想的な映像が撮影されました。サンゴの産卵の様子です。撮影者は「力強い命の営みを感じてほしい」と話します。
龍郷町の倉崎海岸で撮影された映像。サンゴが放出した淡いピンク色の粒は、精子と卵の入った「バンドル」と呼ばれるものです。今月21日、サンゴの卵が帯状に浮かび海面を赤く染める「スリック」が見られ、奄美海洋生物研究会の興会長が潜水して調査し産卵を確認しました。
(奄美海洋生物研究会 興 克樹会長)
「岩のような感じでサンゴってなかなか動物と認識されないんですけど、年に1回力強い営みが見られるということでその瞬間に立ち会えるのは嬉しい」
奄美大島のサンゴはこれまで白化現象やサンゴを食べるオニヒトデの大量発生により一時大きく失われたものの、現在は回復しつつあるといいます。
(奄美海洋生物研究会 興 克樹会長)
「全体的に奄美大島のサンゴは回復傾向にあり以前のような水中景観を取り戻しつつある。一斉産卵した翌朝風向きによっては波打ち際に漂うこともあるので、身近なところでサンゴが繁殖行動、産卵しているということを知って身近なものとして感じてもらえたら」
サンゴの産卵シーズンは8月頃まで続き、島内の他の海域でも見られる可能性があるということです。
龍郷町の倉崎海岸で撮影された映像。サンゴが放出した淡いピンク色の粒は、精子と卵の入った「バンドル」と呼ばれるものです。今月21日、サンゴの卵が帯状に浮かび海面を赤く染める「スリック」が見られ、奄美海洋生物研究会の興会長が潜水して調査し産卵を確認しました。
(奄美海洋生物研究会 興 克樹会長)
「岩のような感じでサンゴってなかなか動物と認識されないんですけど、年に1回力強い営みが見られるということでその瞬間に立ち会えるのは嬉しい」
奄美大島のサンゴはこれまで白化現象やサンゴを食べるオニヒトデの大量発生により一時大きく失われたものの、現在は回復しつつあるといいます。
(奄美海洋生物研究会 興 克樹会長)
「全体的に奄美大島のサンゴは回復傾向にあり以前のような水中景観を取り戻しつつある。一斉産卵した翌朝風向きによっては波打ち際に漂うこともあるので、身近なところでサンゴが繁殖行動、産卵しているということを知って身近なものとして感じてもらえたら」
サンゴの産卵シーズンは8月頃まで続き、島内の他の海域でも見られる可能性があるということです。