【保育士不足】「どこよりもブラック」「仕事の持ち帰りは当たり前」ホンネが爆発!潜在保育士の座談会を緊急開催!“私が現場を離れた理由”

保育士は“ブラック”仕事の持ち帰りが当たり前!?
集まってくれたのは、保育士の資格を持ちながら今は保育士として働いていない潜在保育士のみなさん。ベテランの保育士が3人、保育園で働いたことのない人もいます。まずはこの質問から。
(内田直之キャスター)
「保育士という仕事は過酷である。ブラックと言われても致し方ない。〇か×の札をあげてください」
4人全員が○の札を上げブラックだと答えました。
(17年勤務 別職種 潜在保育士30代)
「やっぱり仕事量。絶対、勤務時間内に終わらない仕事がたくさんあります。家に持ち帰るのが当たり前です」
(内田直之キャスター)
「具体的にどういう仕事を持ち帰るんですか?」
(17年勤務 別職種 潜在保育士30代)
「製作物ですね。年長を持ったら卒園までの準備、アルバムづくりとか作品のまとめは、ほぼ家でやりました」
(内田直之キャスター)
「これだけ持ち帰りの仕事が多いのはおかしくないですか?疑問の声をあげられる雰囲気はないですか?」
そうした雰囲気は、なかなかないと答えました。
(14年勤務 別職種 潜在保育士40代)
「ブラックです。働き方改革が進んでいないと思います。どこの企業よりも残業時間が多かったです。どこよりもブラックだと思います。一番遅い時は日付が変わる時まで残ったこともあります。自分を犠牲にして仕事だけしている感じ。夜中も仕事の夢を見て目が覚める状態だったので現場を離れました」
子供を預ける親にも、仕事の大変さが理解されていないと感じることも多いようです。
(20年勤務 別職種 潜在保育士40代)
「先生たち大変ですねという声はよく聞きます。大変ということはわかっていると思うけど。どこが大変だと思いますか?と思います」
(17年勤務後 別職種 潜在保育士30代)
「お遊戯会を見たらすごいですね!で終わる。先生さすが!で終わります。その前を知って欲しい。振り付けも曲も帰りの車で聞きながらテンポが早過ぎる、ゆっくり過ぎるから違うのにしようとか考えたりしてます」
保育士の資格を持ちながら、一度も保育の現場で働いたことがないという男性は。
(福祉施設勤30代 保育の経験なし)
「子供が好きで子供の成長を一番近くで見たいという気持ちで資格を取りました。でも、実習を重ねるうちにその時点で大変さについて聞くことができました。家庭を持った時には家庭の時間が短くなるよと教えてくれた先生がいたので僕の中で保育園で働く選択肢がなくなりました」