石破首相「日米の信頼関係確立したい」 米トランプ大統領就任
アメリカの第47代大統領にドナルド・トランプ氏が就任しました。トランプ大統領の就任を受けた日本政府の反応です。中継です。
政府関係者からは「想定内」「サプライズはなかった」と冷静な受け止めが広がる中、首脳会談に向け、トランプ政権との関係構築を急いでいます。
石破首相「MAKE AMERICA GREAT AGAIN。そのものだったと思います。(トランプ氏は)多国間の枠組みよりも、二国間ということを優先するというふうに今のところ考えておりますので、真摯(しんし)な議論を行い、信頼関係を確立したいというふうに考えておる」
石破首相は、演説について「選挙戦で語ってきたことが、そのまま演説になったという感じが強くした」との印象を語りました。
焦点は、早ければ来月上旬にも行う方向で最終調整している日米首脳会談です。
演説を聞いた、ある首相周辺は「石破首相がトランプ氏との会談で、簡潔に話せるかがポイントだ」と話しています。
また、ある外務省幹部は「関係構築は簡単ではないが、日本から、やるべきことを積極的に打ち込むことが大事」と述べています。
トランプ氏とのディールで、石破首相は日本に優位に交渉を進めることができるのか。戦略が問われます。