小学生対象イベントの落選通知BCCではなくCCで誤送信…県立学校が保護者55人分の情報漏えい
小学生を対象とした県立学校のイベントに応募した保護者55人分のメールアドレスが漏えいしていたことが分かりました。
漏えいしたのは、県立学校が企画する小学生を対象としたイベントに応募した保護者55人分のメールアドレスです。
県によりますと県立学校の教諭が落選の通知をメールで送信する際、本来ほかの受信者からメールアドレスが見えないようにBCCで送るべきところをほかの受信者からメールアドレスが見られるCCで送っていたということです。メールは17日午後0時半ごろに送られ、保護者からの指摘で発覚しました。
学校側は該当者の児童が通う小学校を訪問し、謝罪をするということです。
県教育委員会では7月10日にも県立学校の体験入学に申し込んだ中学生228人分の個人情報が漏えいするなど、わずか1か月の間で3件目の情報漏えいです。
県教育委員会は「連続して類似の事案が発生したことは誠に遺憾。今後すべての県立学校長に対し、直接指導を行い、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。