医療的ケア児支援連絡協議会 2023年開設の支援センター半年で約300件相談 入園入学について相談が最多
たんの吸引や人工呼吸器など医療的なケアが必要な医療的ケア児の支援について話し合う県の協議会が開かれました。2023年開設した医療的ケア児等支援センターには半年間で約300件の相談が寄せられたということです。
協議会では、2023年9月に開設された医療的ケア児等支援センターに約300件の相談があったことが報告されました。入園や入学についての相談が最も多く、これまでに35人の調整が進んだということです。県は保育園や学校に看護師を配置する事業を昨年度から始めていて、来年度は保護者が付き添わず福祉タクシーを活用し通学するモデル事業も始めることにしています。
(県訪問看護ステーション協議会 有馬夕子理事)
「看護師が一人しかいない(ケースが多い)のが現実。とても孤独ですし看護師をサポートする体制を早急に支援する必要がある」
(医療的ケア児等支援センター 前野かつ子センター長)
「18歳、特別支援学校を卒業後の支援がなかなか無い」
(県医療的ケア児家族会 柿内祥子代表)
「18歳以降の方が長いですしお母さんたちは年を取り、疲弊して孤立していく」
また、委員からは災害時の対策や家族の休息のための訪問看護や短期入所の充実が必要という声が上がりました。
協議会では、2023年9月に開設された医療的ケア児等支援センターに約300件の相談があったことが報告されました。入園や入学についての相談が最も多く、これまでに35人の調整が進んだということです。県は保育園や学校に看護師を配置する事業を昨年度から始めていて、来年度は保護者が付き添わず福祉タクシーを活用し通学するモデル事業も始めることにしています。
(県訪問看護ステーション協議会 有馬夕子理事)
「看護師が一人しかいない(ケースが多い)のが現実。とても孤独ですし看護師をサポートする体制を早急に支援する必要がある」
(医療的ケア児等支援センター 前野かつ子センター長)
「18歳、特別支援学校を卒業後の支援がなかなか無い」
(県医療的ケア児家族会 柿内祥子代表)
「18歳以降の方が長いですしお母さんたちは年を取り、疲弊して孤立していく」
また、委員からは災害時の対策や家族の休息のための訪問看護や短期入所の充実が必要という声が上がりました。