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桜の開花発表 去年より5日遅く 1週間から10日で満開に 各地の桜の名所は満開も

2024年3月29日 17:37
桜の開花発表 去年より5日遅く 1週間から10日で満開に 各地の桜の名所は満開も
 鹿児島地方気象台は29日開花を発表しました。去年より5日遅く平年より3日遅い開花です。また、県内各地の桜の名所では見ごろを迎えているところもあり花見を楽しむ人もいました。

 29日午前鹿児島地方気象台の職員が鹿児島市東郡元町にあるソメイヨシノの標本木を観測しました。

(気象台職員)
「6輪の開花を観測しましたので、開花を発表したいと思います。」

 桜の開花は去年より5日遅く平年より3日遅くなりました。

(鹿児島気象台渡邉翔吾 技術専門官)
「今週のはじめごろまでは1輪も開花してないような状況だったのですがここ2、3日で急速に花が多くなってきた状況」

 鹿児島地方気象台は1週間から10日ほどで満開を迎えるということです。

桜の名所のひとつ鹿児島市の甲突川沿いでは鹿児島市がきょうから4月14日まで決められた場所で火気が使える花見期間としていますがまだつぼみや数輪咲いた桜の木がほとんどとなっています。

(花見客)
「お花見にきました」「本当だったらもうちょっとこの時期になったらさいてるかなって思いながら来ました」

(子供たち)
「あんまり桜が咲いてなかったから普通のご飯に食べになった」

 甲突川沿いの桜の見ごろは4月12日になる見込みです。

 一方南九州市の知覧特攻平和会館周辺では約600本のソメイヨシノが見ごろを迎えています。

(花見客)
「東京からきました」「すごい見事で、東京ではまだ咲いていないのですごく見せられています」

 南九州市観光協会によりますと30日には満開を迎え来週いっぱいは楽しめるそうです。

こちら霧島市の霧島高原国民休養地には約1000本の桜があり週末にも満開になるということです。さらに霧島市の丸岡公園では約2000本のソメイヨシノが満開間近となってます。

 今週末は桜の花見が楽しめそうです。