RSウイルスや感染性胃腸炎 例年より多い状況続く 鹿児島市の小児科では
春休みに入り、お出かけしたり歓送迎会など大人数で食事したりする機会も多い時期ですが、気を付けたいのが感染症です。県内ではRSウイルスや感染性胃腸炎の患者が例年より多くなっています。
県内で感染者が多くなっているのがRSウイルスです。先々週の定点あたりの患者数は3.74人と全国で最も多くなりました。27日発表された先週の患者数は10週ぶりに減り定点あたり3.3人でしたが、過去4年間の同じ時期より高い水準です。鹿児島市の小児科でも。
(かわかみこどもクリニック 川上清院長)
「例年よりやっぱり多い感じがしますね 保育園や幼稚園、小学校低学年で集団発生というか増えている」
RSウイルスは乳幼児に多い感染症で咳や鼻水など風邪のような症状がみられますが、特に月齢の低い乳児などは重症化の恐れもあります。
(かわかみこどもクリニック 川上清院長)
「生後1,2か月とか若年乳児は呼吸管理をするため入院が必要になることもある。場合によっては人工呼吸器に繋いで呼吸管理をしないといけない、最悪の場合命にかかわることもあるので早めの対応が必要」
また、感染性胃腸炎の患者も先月ごろから増えていると言います。
(かわかみこどもクリニック 川上清院長)
「通常ノロは2月ぐらいで終わって3月からロタウイルスとかが流行するのが通例であったがこのところまだノロウイルスの胃腸炎が結構いる」
先週1週間に県内で報告された患者数は758人で9割が14歳以下です。川薩や鹿屋の保健所管内では定点あたりの報告数が流行発生警報の基準を超えています。嘔吐や下痢の症状が見られ、家庭内で感染するケースも多くみられると言います。
(かわかみこどもクリニック 川上清院長)
「症状が改善しても1週間から10日ぐらいウイルスを排出する可能性があると言われている」
嘔吐物や排泄物の処理は素手で行わず、消毒にはアルコールではなく塩素系の漂白剤を使うようにしましょう。
県内で感染者が多くなっているのがRSウイルスです。先々週の定点あたりの患者数は3.74人と全国で最も多くなりました。27日発表された先週の患者数は10週ぶりに減り定点あたり3.3人でしたが、過去4年間の同じ時期より高い水準です。鹿児島市の小児科でも。
(かわかみこどもクリニック 川上清院長)
「例年よりやっぱり多い感じがしますね 保育園や幼稚園、小学校低学年で集団発生というか増えている」
RSウイルスは乳幼児に多い感染症で咳や鼻水など風邪のような症状がみられますが、特に月齢の低い乳児などは重症化の恐れもあります。
(かわかみこどもクリニック 川上清院長)
「生後1,2か月とか若年乳児は呼吸管理をするため入院が必要になることもある。場合によっては人工呼吸器に繋いで呼吸管理をしないといけない、最悪の場合命にかかわることもあるので早めの対応が必要」
また、感染性胃腸炎の患者も先月ごろから増えていると言います。
(かわかみこどもクリニック 川上清院長)
「通常ノロは2月ぐらいで終わって3月からロタウイルスとかが流行するのが通例であったがこのところまだノロウイルスの胃腸炎が結構いる」
先週1週間に県内で報告された患者数は758人で9割が14歳以下です。川薩や鹿屋の保健所管内では定点あたりの報告数が流行発生警報の基準を超えています。嘔吐や下痢の症状が見られ、家庭内で感染するケースも多くみられると言います。
(かわかみこどもクリニック 川上清院長)
「症状が改善しても1週間から10日ぐらいウイルスを排出する可能性があると言われている」
嘔吐物や排泄物の処理は素手で行わず、消毒にはアルコールではなく塩素系の漂白剤を使うようにしましょう。
最終更新日:2025年3月27日 10:26