戦後80年に向け鹿屋市で「子ども平和学習ガイド」養成講座を初開催
2025年で終戦から80年を迎えるのを前に鹿屋市で小学生から高校生を対象とした平和学習ガイドを養成する講座が初めて開かれました。
初めて開かれた養成講座には鹿屋市内の小学生から高校生13人が参加しました。鹿屋市では2025年で終戦から80年を迎えるのを前に、市内の戦争遺跡を子供たちに見て学んでもらい、「子ども平和学習ガイド」を育てるプロジェクトを始めました。
この日は平和学習ガイドを務める迫睦子さんが講師となり、ガイドとしての心構えや鹿屋市に残る戦争遺跡を紹介しました。
(平和学習ガイド 迫睦子さん)
「皆さんはなるべく色々なことをたくさん知っていることが必要。説明するときにプラスアルファをすればとてもいい案内ができると思う」
その後、説明を聞きながら鹿屋航空基地史料館を見学しました。
(参加者(中3))
「自分がまだ知らなかったと痛感し自分でも家で調べたりして戦争がどうだったか考えていたが、まだ足りない。(戦争を知らない人が)一人でも少なくなって戦争の体験を共有出来たらと思う」
子供たちは今後も複数の研修を受けたあと、2025年2月の認定テストを経てガイドとしてデビューするということです。