屋外プールがピンチ!消える子供たちの遊び場 5年連続で休園中の七ツ島サンライフプール 鹿児島県立公園のレジャープールも2年連続で休園

(視聴者)
「七ツ島サンライフプールが今年も休園された事への疑問や不満を感じます。遊び場所が少ない鹿児島の子ども達にとっては大切な場所だと思います」
鹿児島市七ツ島のサンライフプールの休園は今年で5年目。一体、なぜか?屋外プールの休園に関する疑問の声でした。
(内田直之キャスター)
「濁ってますね。プールサイドには雑草が生い茂ってます。寂しいな。これは」
一方、鹿児島県立の吹上浜海浜公園のレジャープールも2年連続で休園しています。思わぬ理由がありました。屋外プールが今、危機に直面しています。どうすれば再開できるのでしょうか?県の担当者に迫りました。
■5年連続で休園 家族の憩いの場がなぜ?
鹿児島市七ツ島のサンライフプール。
(内田直之キャスター)
「以前は子どもたちの声で賑わっていた七ツ島サンライフプールですが、今年も休園です。このように新型コロナウイルスの影響で最初に休園した2020年の貼り紙がいまだに残された状態になっています」
5年連続で休園中のプール。時計の針は止まったままの状態です。開園中は路線バスの臨時便が走っていましたが現在は1日2便しかとまりません。
■施設の老朽化に赤字経営…やむにやまれぬ事情も
1982年に完成したサンライフプール。2005年から管理する興南プロパティによると「施設の老朽化が進んでメンテナンス用の部品がない」ことが休園の理由だということです。会社の社長によるとプールの経営は厳しく毎年、数百万円規模の赤字を出しながら営業していたそうです。屋外プールの運営には、費用だけでなく人手もかかるようです。今、屋外のプールが危機に直面しています。