パリオリンピック金メダリストの角田夏実選手が、夏休み最後に行われた柔道大会で小学生たちに得意の「巴投げ」を伝授しました。

　夏休み最後の小学生の柔道大会に登場したのは、パリオリンピック柔道女子48キロ級金メダルの角田夏実選手(32)です。

　角田選手は小学生約220人に実技指導を行い、得意の「巴投げ」を伝授。子どもたちは、憧れのメダリスト角田選手を相手に技を試しました。

（参加した子供）
「テレビで見ていた人が目の前にいて、興奮してうれしかった」

（参加した子供）
「巴投げを柔道で練習してできるようになりたい」

（パリ五輪柔道女子48キロ級金メダル・角田夏実選手）
「（小さい頃は）本当に地区大会は勝てず、1,2回戦でいつも負けて大泣きして、負けた後は負けた子たちと遊んでる子どもだった。諦めずに戦ってもらえたら夢はかなえられると思うので、苦しいことはあると思うが諦めずに頑張ってほしい」

　角田選手は「子供たちが大きくなっていつか巴投げを使ってくれたらうれしい」と話していました。