洗っているつもりでも実は…「手洗い教室」イオンモールで開催 県内では食中毒注意報
県内では気温が高い日が続いていて、食中毒注意報が出されています。予防のための正しい手洗い方法を学んでもらおうと、鹿児島市で手洗い教室が開かれました。
鹿児島市のイオンモール鹿児島では、親子向けの手洗い教室が開かれました。食中毒が多くなるのは、気温が高いちょうど今の時期。予防するためには、手を清潔にすることが大切です。
まず、特殊なライトに反応するクリームをつけて普段通りに手を洗います。ライトにかざし、青白くなっているのがまだ汚れている部分です。
(参加した子ども)
「ばい菌が全然取れてない」
洗っているつもりでも実は汚れを落とせていないことが分かります。
手洗いのポイントは、石鹸をしっかりと泡立てて、2回洗うこと。親指や、指の間、爪、手首まで丁寧に洗うことが大切です。
(参加した子ども)
「一回洗ったら全然(汚れが)取れてなくてびっくりした。手首とか汚れがたくさんありそうなところを頑張りたい」
県内では今年、1日までに5件の食中毒が発生し、66人の患者が確認されています。まずは正しい手洗いが大切です。