J2鹿児島ユナイテッドFCはアウェイで水戸と対戦し、0対0で引き分けました。今シーズン初の無失点で課題となっていた守備での収穫も得られました。

　無得点・福数失点で今シーズン初の連敗を喫したユナイテッドはアウェイで18位の水戸と対戦。ユナイテッドは、前半から積極的にゴールを狙います。前半25分、前線に運ばれたボールを藤本がトラップで相手をかわし、そのままシュート。前半29分、自陣のペナルティエリア内で戸根がボールを奪い、田中がゴールに向かってロングシュート。枠内を捉えていましたが、キーパーが好セーブ。

　対して、水戸もカウンターで応戦します。ディフェンスの裏に抜けたボールをシュート。ここはリーグ戦初スタメンの新加入・大野 哲煥がファインセーブをみせます。その後も両チームともにチャンスを生かせないまま前半を終了します。

　後半6分、藤本を起点に五領が右サイドへ走ります。後ろに戻して田中。田中が相手をかわしてシュート。しかしここも得点に繋がらず。試合はこのままスコアレスドローで終了。ユナイテッドは今シーズン初のクリーンシートで勝ち点1を獲得しました。

（鹿児島ユナイテッドFC　大島康明監督）
「クリーンシートで抑えるのを重点に置いたのでそこをクリアできたなら次は得点」

　ユナイテッドは順位を2つ上げて14位に。次は、3日午後7時からホームで6位の甲府と対戦します。