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気象庁「特段の変化を示す地震活動や地殻変動は観測されず 引き続き防災対応を」南海トラフ想定震源域

2024年8月11日 19:52
気象庁「特段の変化を示す地震活動や地殻変動は観測されず 引き続き防災対応を」南海トラフ想定震源域

 気象庁は11日、南海トラフ地震に関する情報を発表しました。想定震源域で特段の変化は確認されていないとする一方、引き続き防災対応をとるよう呼びかけています。

 今月8日、日向灘で起きた最大震度6弱の地震を受け、気象庁は南海トラフ地震の想定震源域で大きな地震がおこる可能性が平常時より高まっているとして、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表しています。

 気象庁は9日から想定震源域での地震や地殻変動の状況について情報を発表していて、11日正午までに、震度6弱の地震を含め震度1以上の地震を22回観測したということです。
 想定震源域で特段の変化を示すような地震活動や地殻変動は観測されていないということです。

 気象庁は「引き続き政府や自治体などからの呼びかけに応じた防災対応をとってほしい」としています。