11日朝、茨城県鹿嶋市の海水浴場で20代の男性2人が沖に流され行方が分からなくなっています。

警察によりますと、11日午前5時50分ごろ、鹿嶋市の平井海水浴場で「同級生が溺れて流された」と110番通報がありました。

行方が分からなくなっているのはいずれも23歳の男性2人で、友人と、4人で海に入って遊んでいたところ、2人が沖に流されたということです。

鹿嶋市によりますと、海水浴場の営業時間外は遊泳は禁止されており10日は台風の影響で海が荒れていたため、終日、遊泳禁止だったということです。

また同じく茨城県の鉾田市の、ヘッドランドとよばれる人工岬では、溺れた子ども2人を助けようと、救助に向かった55歳の父親が波に流され行方不明になっています。子ども2人は、無事救助されました。

ヘッドランドでは、岸から沖に向かう「離岸流」が発生しやすいことから、水難事故が相次ぎ、警察などが注意をよびかけていて、父親が流された場所も、立ち入り禁止区域になっていました。