【まとめ】南海トラフ地震臨時情報に関して知っておきたいこと
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■「巨大地震注意」とは
南海トラフ地震の臨時情報には『巨大地震警戒』『巨大地震注意』『調査終了』の3種類のパターンがあります。今回発表されたのは『巨大地震注意』です。
最初の地震でマグニチュード7程度が起きると、その近くのエリアでは後発地震、それが引き金によってさらに大きな地震、マグニチュード8クラスの巨大地震が起きるという例が、世界でも過去にあったそうです。ただ、その確率は数百回に1回程度(同領域・1週間以内)なので、平常時と比べると数倍高い状態ということで、今回注意を呼びかけているわけです。
■「南海トラフ地震」とは
南海トラフ巨大地震の想定震源域は、静岡の駿河湾から九州にかけて。内閣府が公開しているシミュレーションによると、大阪で最大震度6強、名古屋や徳島で最大震度7などが発生し、その場合の津波の高さは最大30メートル超え、死者数は最大で約32万人と想定されています。
■「地震の備え」は
政府はこの「巨大地震注意」で、事前の避難は求めませんが、日頃からの地震の備えの再確認、そして地震が発生したらすぐに避難できる準備を『今後1週間程度』続けてほしいとしています
▼すぐに避難するための準備を
・つねに家族の所在場所を把握
・非常用袋やヘルメットを玄関に
・寝るときは枕元にはきなれた靴を置いておく
▼地震への備え
・家具の固定
揺れが来ても倒れないようにしっかり固定
・非常用持ち出しバッグ
中身や賞味期限なども含めて点検を
・家族との決め事
避難ルートや避難場所の確認を
・エレベーター
なるべく階段を使うことも備えの一つ