患者に暴言暴行 富山市民病院の看護師 懲戒処分
入院患者に暴言を吐いたうえ、たたいたとして富山市病院事業局は、きょう富山市民病院に勤める20代の看護師を停職1か月の懲戒処分にしたと発表しました。
市病院事業局によりますと市民病院に勤務する20代の男性看護師は先月25日、入院患者に対し人権を傷つけるような暴言を吐き、たたいたということです。
患者にけがはありませんでした。
個人の特定につながるとして暴言の内容や動機などを明らかにしていません。
市病院事業局は服務規律に違反したなどとして、きょう付けでこの看護師を停職1か月の懲戒処分としました。
看護師は市民病院に勤めて5年目で、普段の勤務態度に問題はなく、今回の行為について「非常に申し訳ないことをした」と話しているということです。
また、管理監督責任を問い、看護部長と看護師長を訓告、院長を厳重注意処分としました。
市病院事業局は職員向けの研修の強化や定期的な調査などを行い、再発防止に努めるとしています。