高岡市の弁当製造施設が作った弁当を食べた29人が食中毒の症状を訴えたことを受け、県はおよそ400軒の配送先に聞き取り調査を行っています。

県によりますと、今月12日から13日に高岡総合給食センターが製造した弁当を食べた29人が下痢やおう吐など食中毒の症状を訴え、うち1人が一時入院しました。

患者の便からはノロウイルスが検出され、これが原因とみられています。

弁当の配送先はおよそ400軒で食べた人はおよそ1000人にのぼるということで、県は、聞き取り調査を通して他に症状がある人がいないかなどを調べています。

県は、弁当を食べた人で症状があるなどの場合は医療機関や高岡厚生センターに問い合わせてほしいと呼びかけています。