唐津市民病院の医師がゴミ10袋を高尾山に「不法投棄」車中泊ドライブで「持ち帰るのがむなしくなり」
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佐賀県唐津市は、唐津市民病院の医師が、レジ袋10袋分のゴミを、東京都八王子市の高尾山の山中の廃屋に不法投棄していたと発表しました。
佐賀県唐津市の発表によりますと、不法投棄していたのは唐津市民病院の52歳の男性医師です。
2025年2月10日、東京都八王子市の高尾警察署から市民病院に、高尾山の山中の廃屋で医師の名刺が入ったゴミ袋が発見されたという連絡がありました。医師に確認したところ、不法投棄を認めたということです。
医師は2024年8月8日から9日まで夏季休暇を取得し、7日の就業後から土日祝日を合わせた12日まで、関東まで自家用車で往復の車中泊ドライブ旅行をしていました。
9日は20代の頃に住んでいた高尾山周辺をドライブしていたということです。その途中、唐津から積んでいたゴミと旅行中に出たゴミ、合わせてレジ袋10袋分を不法投棄したということです。
袋に入っていたのは弁当ガラ、食パンの袋、古い書類、電気・水道の明細書、古い文房具、空き缶などの家庭ゴミでした。
積んでいたゴミを持ち帰るのがむなしくなり、早くゴミを処分したい、きれいにしたいという思いだったと説明しているということです。
唐津市は調査終了後に、厳正な処分を行うとしています。