JR九州 鉄道運賃”値上げ”を発表 社長「お願いしないと鉄道運営苦しい」 2025年4月から
JR九州は、19日、緊急の記者会見を開き、鉄道運賃の値上げを発表しました。国土交通省の申請が認可されれば2025年の4月1日から運賃が改定される予定です。
(JR九州・古宮洋二社長)
「安全面への設備投資、物価の上昇、災害への対応、人件費の上昇、大きな4つを考えるとこれ程度の上昇をお願いしないと先々の鉄道運営としては苦しい」
JR九州は19日、記者会見を開き、在来線や九州新幹線の運賃を値上げすることを明らかにしました。平均で14.6パーセントの改定となる普通旅客運賃は鹿児島中央駅からの初乗りが30円の値上げ、鹿児島中央駅から加治木駅や錦江駅までの運賃は80円の値上げとなります。
また、九州新幹線は、鹿児島中央駅から博多駅の運賃と特急指定席券を合わせた金額を10640円から11950円に値上げします。
国土交通省への申請が認可されれば2025年4月1日から改定されます。