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ざぼんラーメン 味千の傘下に 経営統合で子会社化 味や名前は継承

2024年6月27日 19:31
 ざぼんラーメン 味千の傘下に 経営統合で子会社化 味や名前は継承
 湯気が立ち上るラーメン、とっても美味しそうですよね。鹿児島ラーメンの老舗のひとつとして知られるざぼんラーメンですが、経営が熊本の味千ラーメンを手がける会社に統合されたことがわかりました。昔から続く味や店の名前はこれからも変わらないということです。

 ざぼんラーメングループは1946年に「天文館食堂」として創業し、1975年に鹿児島市与次郎で「ざぼんラーメン」をオープンしました。2024年では鹿児島市と霧島市に7店舗、展開しています。看板メニューの「ざぼんラーメン」はチャーシューやキャベツなど7種類もの具材が盛られていて、ボリューム満点。創業当時から変わらない味わいの豚骨スープが人気の長い間、鹿児島で愛されている味です。

(記者)
「やっぱりこの味ですねスープもあっさりめですごくおいしい。具材もたくさん入っていて食べ応えがあるとてもおいしい」

(客)
「おいしい。鹿児島のラーメンと言ったらざぼんラーメン」

 ざぼんラーメングループは6月7日、熊本に本社を構える重光産業が株式のすべてを取得して子会社化されました。重光産業は味千ラーメンなどを展開していて、国内に68店舗、海外には628店舗を出店しています。ざぼんラーメングループの代表だった下原弘文さんは6月7日付で退任し、重光産業の重光克昭さんが新しい代表に就任しました。

(ざぼんラーメングループ下原弘文前代表取締役社長)
「長いこと営業してきたが70何年やってきて後継者がいないということでいいところに引き継いでもらった。ざぼんラーメンも長い伝統があり大切なお客さんがたくさんいるので味は変わらない。お客さんに喜んでもらえるラーメン屋としてちゃんとした経営をやっていただきたい」

 ざぼんラーメンは味や店の名前はこれまでと変わらず、昔から続く味わいをこれからも楽しむことができるということです。
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