"三陸ワカメ"として知られる…宮城県産・養殖ワカメ 今シーズン初入札(気仙沼市)
「三陸ワカメ」として知られる宮城県内産・養殖ワカメの今シーズン初の入札が、気仙沼市で行われました。
気仙沼市内の魚協の施設で行われた初入札には、気仙沼市や南三陸町などから塩漬けにした塩蔵ワカメ約27トンが出品されました。
そして、県内外から参加した40社ほどの買い付け業者が、ワカメを手に取り葉の色合いや厚みなどの品質を確認していました。
2024年の生産量は、大しけの影響で大幅減の5千トンでしたが、今シーズンは例年並みの1万トンを見込んでいるということです。
買い付け業者
「海水温が高いので、初入札の割にはモノが落ちるかな、でも、これからですからね」
宮城県漁業協同組合わかめ・こんぶ部会・及川文博部会長
「内湾のワカメは、若干品質が劣るところがあるんですけど、これから外洋のワカメが出てくるので品質的には良くなって美味しいワカメが獲れるのかなと思います」
「三陸ワカメ」の入札は、5月までに10回予定されています。