「大不漁で大変苦戦」サケの稚魚 放流始まる、昨シーズンの2割に減(宮城・気仙沼市の大川)
宮城・気仙沼市の大川では、今シーズンのサケの稚魚の放流が始まりました。
不漁により、放流は昨シーズンの2割程度になるということです。
体長6センチほどの元気なサケの稚魚。
気仙沼鮭漁業生産組合では、サケの資源を確保しようと、毎年 市内の川に稚魚を放流しています。
25日は、去年の秋に採卵して育てられた稚魚およそ6万1000匹を、ふ化場から運び出し大川に放流しました。
稚魚の放流は、サケの不漁により大幅に減少しています。
今シーズンは山形県から卵を購入し、大川に放流できるのは35万2000匹で、昨シーズンの2割程度に留まるということです。
気仙沼鮭漁業生産組合・管野幸一組合長
「大不漁で大変苦戦しております。1匹でも多く
帰って来ることを期待しています」
稚魚の放流は、3月中旬まで続けられます。
最終更新日:2025年2月25日 16:17