”こたつ舟”にワカサギ釣り、3連休最終日…観光地やイベント賑わう・宮城
真冬を思わせる寒さとなった3連休最終日の24日、宮城県内の観光地やイベントの賑わいを取材しました。
ワカサギ釣れる瞬間)ヨシヨシヨシ、やっとそれらしくなってきた
釣り客たちが竿を巧みに動かし誘うのは、体長6センチほどのワカサギです。
栗原市の花山湖では、湖の上にドーム型のイカダが5つ浮かんでいて、天候を気にせずに釣りを楽しめると人気を集めています。
この時期、ワカサギは湖の底を泳いでいて、上手く群れにあたり1日で1600匹以上釣りあげた人もいたということです。
仙台からの男の子
「(魚は)結構ひきました。(Q目標は何匹?)5匹です」
地元の男性
「釣れるよね今年はね。(Q釣れてる方?)釣れている方ですね。なにより食べてすごく美味しい、それが一番のメリットですかね。酒のつまみになるっていう」
花山湖でのワカサギ釣りは、3月いっぱい楽しめるということですが、ドーム船は事前予約制で1か月先まで予約で埋まる人気だということです。
一方、こちらは丸森町内の阿武隈川です。
県内外から訪れた観光客が乗り込んだのは、冬限定で運航されている「こたつ舟」です。
乗船客はこたつで暖まりながら、山あいを流れる阿武隈川の冬景色や、阿武隈急行の列車が川に架かった鉄橋を走る姿を写真に収めるなどして、約70分の行程を楽しんでいました。
観光客(東京から)
「この阿武隈川のまったり感は、渓流下りとはまた違ってゆたっとしていて。船頭さんの面白いお話を聞きながら、楽しむことができました」
阿武隈ライン舟下りのこたつ舟での運航は3月30日までで、予約をすれば船内で「しし鍋」などが味わえるということです。
そして、親子連れで賑わいを見せていたのは青葉消防署が初めて開いた「春の防火まつり」です。
会場では、音楽隊の演奏などのステージのほか、消防士の防火服などを着用することができるブースが親子の人気を集めていました。
また、疑似体験を通して火事や災害の際に命を守る対応を学べるコーナーなども設けられました。
小学生
「ここに来てみて、学校では学べなかったことがたくさん学べたので良かった」
訪れた親子たちは、楽しみながら火災予防について意識を高めていました。